アニメ『私に天使が舞い降りた!』から学ぶ「”無条件に”~~されたい」と現実から目を背けてしまうことについてです。
今回も前回同様、5話を見ていきます。
前回の記事はこちら。

今回は5話の小依ちゃんの「頼られたい!尊敬されたい!」という願望をもとに書いていきます。
目次
みんな夏音ちゃんにばかり頼ることに不満を持つ小依ちゃん
学級委員で「みんなから頼られたい!尊敬されたい!」と思っている小依ちゃんですが…
クラスメイト「ねぇ。このプリント学級委員に渡せばいいの?」
小依「うん。そう」

『私に天使が舞い降りた!』5話/dアニメからキャプチャ
クラスメイト「じゃあはい。よろしくね~」

『私に天使が舞い降りた!』5話/dアニメからキャプチャ
手を差し出したのに華麗にスルーされる小依ちゃん…。
さすがに可愛そう…。
夏音ちゃんは夏音ちゃんでものすごい顔してますが(*ノ∀`*)
そして、次に来たのは花ちゃん。
花「ねぇ。このプリントなんだけど…」
小依「はい!私が集めてるわ!」
花「え…」

『私に天使が舞い降りた!』5話/dアニメからキャプチャ
立ち上がってまでアピールする小依ちゃんですが、
嫌そうな花ちゃん…
結局夏音ちゃんへ手渡しし、小依ちゃん発狂。
花「…はい。夏音よろしく」
小依「わ~!!」

『私に天使が舞い降りた!』5話/dアニメからキャプチャ
そんな小依ちゃんも一応ちゃんとした学級委員。
小依「なんでみんな夏音にばっか頼るのよ!私だって学級委員なのに~!」

『私に天使が舞い降りた!』5話/dアニメからキャプチャ
でも、頼られない理由もちゃんとあったり…
夏音「仕方ないよ~。だって依ちゃん前にみんなから集めた大事なプリント失くして書き直しになったから」

『私に天使が舞い降りた!』5話/dアニメからキャプチャ

『私に天使が舞い降りた!』5話/dアニメからキャプチャ

『私に天使が舞い降りた!』5話/dアニメからキャプチャ
ものすごく器用な失くし方!
外にばらまかれ、書き直しにすることになってしまったら、
そりゃ信頼もなくなりますよね…。
「また失くされたら…」
なんて考えてしまいますから。
でも、そんな理由なんて考えずに
小依ちゃんは小依ちゃんらしくいようとします。
小依「あ~…みんなから頼りにされて尊敬されたい」

『私に天使が舞い降りた!』5話/dアニメからキャプチャ
信頼がないのだから、まずはその現実を見つめないと…ね。
改善するなりなんなりしないと頼られることはないですが、
そんなことは考えず「”無条件に”頼りにされて尊敬されたい」と考える小依ちゃん。
まぁ、それが小依ちゃんらしいところですが、
小依ちゃんのことばかり言ってられないですよね、これ。
僕自身も「”無条件に”~~されたい」って無意識にやっている可能性がありますし。
昔だったら「”無条件に”理解されたい」とかですかね。
こうやってアニメとかで観ると
「コラコラ、ちゃんと現実を見ようよ」
とか思いますけど、意外と自分自身が現実を見ていない、なんてこともよくあるんですよね。
「”無条件に”~~されたい」と現実から目を背けてしまうこと
「”無条件に”~~されたい」というのは、
基本的に現実から目を背けていることだろうなぁ、
と個人的には思っています。
自分自身が「”無条件に”~~する」のであれば良いのですが、
相手に求めても基本的には返ってこないものです。
ブログを作っている人が陥りやすいこと
昔は色んな人と関わっていましたけど、
ブログで利益を得ようとしている人が
一番この”無条件”という落とし穴にはまりやすいのかな、
って思っています。
「ブログの記事を書いたら”無条件に”読んでもらえるもの」
「ブログの記事を読んでもらったら”無条件に”広告をクリックしてもらえるもの」
なんて表では言わないけど、心の奥底では思っている人が
結構多いように思いました。
当時は夢物語的なことをよく言われていたから、
今以上に「書けば読んでもらえる」というイメージは強かったでしょうね。
最初の頃はコツコツやっていくのが大事だとわかっているから良いのですが、
記事数が増えてきてもアクセスが増えない場合とかは
無意識に「なんでこんなに書いているのにアクセスが増えないの!」なんて言葉が出てしまいがちです。
記事をたくさん書いて頑張っているからこそ、
「なんでこんなに書いているのにアクセスが増えないの!利益が出ないの!?」
なんて言いたくなってしまうんですよね。
コンセプトだったり、記事の内容だったり、導線だったり…
何かしら問題点があるはずなので、
本来はそれらに焦点を当てて改善していくべきですが、
ついつい「やっているんだから結果がついてきてほしい」と思ってしまいます。
今回の小依ちゃんも
「学級委員をやっているんだから、頼ってくれるという結果がほしい」
と思っていました。
これと似たようなことかなと。
「”無条件に”~~されたい」を避けるためには
無条件に理解されたいとか、無条件に愛されたいとか、
相手がいるものについては「”無条件に”~~されたい」って思ってしまうことがあるんですよね。
ですが、無条件に何かをしてもらえることはまずないです。
無条件に何かしてもらえるようになるためには
そのくらいの信頼を勝ち取らないといけません。
だから、信頼を勝ち取るためには
自分から相手のために動かないといけません。
ただ、「相手のため相手のため」と思っていると、
そこでもまた「こんなにやってあげているのに」とか思って歯車が狂ってしまうので、
信頼を勝ち取るとか何も考えずに
「相手が喜んだら嬉しいなぁ」と思いながら行動できるのが理想です。
今自分がやっていることで喜ぶ人がいたら嬉しくないですか?
僕もこうやってブログを書いていて、
役に立つ内容だと思ってもらえたり、
楽しんでもらえたら嬉しいなぁと思って記事を書いています。
そこから深い関係性を作っていくことができたら最高です!
記事を読んで楽しんでもらえたら嬉しいから、
結局は自分のために記事を書いているんですよね。
だから、「”無条件に”~~されたい」を避けるためには
「相手の喜びは自分の喜び」であり、
そもそも読んでもらえること自体に感謝することかな、と思うんですよ。
僕のこのブログの記事はアニメに特化した記事がほとんどで、
記事の冒頭部分は正直面白みもない毎回同じ書き方で書いています。
本来であればキャッチフレーズをつけて、
「もっと読みたい」と思ってもらえるようにするべきなんですけどね。
ですが、そんなキャッチフレーズをつけずとも続きを読んでくれている読者さんには
本当に感謝したいことです。
いつも読んでいただき、本当にありがとうございます!
こうやって相手に感謝の気持ちを持てば
「”無条件に”~~されたい」という気持ちよりも
「”無条件に”~~したい」という気持ちが芽生えてくるんですよね。
そうすれば、
「もっと喜んでもらえるためにはどうしたら良いか」
を追求していけるので、
色んな所を改善していきたくなるし、
相手から何かしてほしいという気持ちも抑えられます。
そのおかげで、今自分がやっている作業がものすごく楽しくなってくるんですよね。
だから、「”無条件に”~~されたい」と思うことを避けるためのキーワードは
”感謝”かなと僕は思っています。
感謝することについて
感謝については以前も記事でまとめているんですが、
感謝すると前回の記事で書いた「感情に振り回されなくなる」ことにも繋がるんですよね。
色んなことに感謝できるようになったら日々が楽しくなってきます。
…なんて言っている人を昔は「怪しい人かな…?」と思っていたんですが、
実際に日々感謝するようになったら僕は楽しい日々が続くようになりましたね。
あまり悩まなくなりましたし!
感謝って自然と出てくるものと思われがちですけど、
感謝することを意識すると、感謝できるものがたくさん見つかるので、
感謝することを意識することも大事なことだと思うんですよ。
感謝することがたくさん見つかり、
それらに感謝する習慣をつけていけば、
気がついたら無意識に感謝するようになっていますからね。
とはいえ、僕自身そこまで全てのことに感謝できる状態でもなく、
日々感謝するようにしているところですが(´▽`;)ゞ
感謝する癖をつけよう!なんて言うと怪しく聞こえてしまいがちですが、
気持ちも落ち着くし、
相手に「~~して欲しい!」と求めることもなくなるので
良いことづくめですよ、とお伝えしておきます。
以前に感謝について書いた記事はこちらです。

まとめ
以上、アニメ『私に天使が舞い降りた!』から学ぶ「”無条件に”~~されたい」と現実から目を背けてしまうことについてでした。
小依ちゃんも「学級委員長をやらさせてもらっている」ということを感謝することから始めると変わるかも?
…まぁ、アニメ的には小依ちゃんはそのままでいてほしいものですね(*ノ∀`*)
それでは、今回のまとめです。
- 「”無条件に”~~されたい」を避けるためには感謝をする習慣をつけること
- 感謝の気持ちを持てば、「”無条件に”~~されたい」という気持ちよりも「”無条件に”~~したい」という気持ちが芽生えてくる
- 感謝を習慣にすることで「もっと喜んでもらえるためにはどうしたら良いか」を追求していける
- 感謝することを意識すると、感謝できるものがたくさん見つかる
感謝について書かれている本って結構多いですが、
実際に実践している人って少ないかも?
なんて思ってしまいます。
感謝する世界が広がればもっとより良い世界になるのかな~、
と漠然と思っているんですけどね。
それでは、ありがとうございました!
P.S.Twitterによる補足説明
人が持っている承認欲求
人って以下のような承認欲求を持っていたりしますよね。
「尊敬されたい」
「認められたい」
「理解されたい」
などなど。
これらの承認欲求のために成し遂げようとするのは健全だと思いますが、”無条件に”となると何もせず求めるだけになってしまうから何も変わらない。— ひなた@アニメ・マンガ×人生哲学 (@ChangeMyself_S) 2019年3月24日
何か大きなことをしなくても、自分を知ってもらうだけでも満たされたりするから、まずは自分を知ってもらうためにどういう言葉を使おうかな、って考えるだけでも良いよね。
伝えているのにあまり自分を知ってもらえていない場合は、言葉の選択を誤ってしまって、うまく伝わっていない場合あり。— ひなた@アニメ・マンガ×人生哲学 (@ChangeMyself_S) 2019年3月24日
承認欲求との向き合い方
あと、アドラー心理学で承認欲求を完全否定しているけど、力を込める最初の段階では承認欲求で動いてもいいんじゃないかな、って個人的には思っています。
確かに承認欲求による弊害はあるけれど、それで前に進めるならいいんじゃないかなって。
結果がついてきてから承認欲求と向き合えばいい。— ひなた@アニメ・マンガ×人生哲学 (@ChangeMyself_S) 2019年3月24日
アドラー心理学って子育てのために言われていることも多く、この承認欲求も子育てメインのものかなと。
小さい頃から承認欲求をベースに育ったら、「認められないならいしない」というのが習慣化してなかなか変えられなくなるかと思うので。
判断力がついたら承認欲求を使い分ければいいんじゃないかな— ひなた@アニメ・マンガ×人生哲学 (@ChangeMyself_S) 2019年3月24日
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