「ヤンキー君と白杖ガール」から学ぶシリーズ第3弾です~。
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「ヤンキー君と白杖ガール」の8話~10話
今回は「ヤンキー君と白杖ガール」の8話~10話をもとに書いていきます。
前回の雨のシーンの続きから
前回の雨のシーンのユキコさんの発言。
「だって黒川の声が今一番聞きたい音だから…?」

なんていう大胆発言の後のシーンからの始まりです。
黒川には結局この発言は主人公的難聴で聴かれていなかったわけですが…
(雨の中の小声だから当然聞こえませんが…)
このシーンの後の8話冒頭。
「あーあ、私の背が10cm高ければな」
「そしたら黒川の声、もっと聞きやすくなるのに」

普段のユキコさんからはなかなか聞けそうにないお言葉。
前回に聞かれていなかったとはいえ、
告白まがいの言葉を発していたら、
これくらいどうってこともないんでしょうね(*ノ∀`*)
純粋に黒川の声をもっと聞きたい、という気持ちもあるでしょうし、
二人の関係性を表す良い本音だなぁ…
なんて思ってしまいますね。
そんな発言を聞いた黒川。

ユキコさんのためならばすぐに行動に移せる黒川。
相手のために周りを気にせず動けるって素晴らしいですよね。
それがから回ってしまうところもありますが、
この行動力が黒川の良いところだなぁ、と思ってしまいます。
「確かに俺もユキコさんの声聞き取りにくいときあるんだよな」

ですよね~。
前回のものすごく聞きたいであろう言葉を
聞き取れませんでしたからね~(´・ω・`)
もっとちゃんと聞ける環境は大事ですよ、うん。
そんな中、10cmを底上げするためのアイテム発見!


でも、無職だからお金がない黒川…。
というか、120円でこれからどうやって過ごすつもりだったのか…。
でも、ここって一つの変化かな~、と個人的には思います。
黒川って仕事したくないわけではないんですよね。
ただ、どこにも受け入れてもらえなかっただけ。

だから多分諦めの気持ちがあったんでしょうね。
「どうせどこにも雇ってもらえないから、このままでいいや」
という一種の逃げをしていた結果、手持ちのお金が120円に…
そうやって逃げてきたけど、
ユキコさんへのプレゼントのために就活を再チャレンジしようと思ったのだから、
愛する人のために変われる黒川は素晴らしいなぁ、
なんて思ってしまいます(*ノ∀`*)
ですが、その横でユキコさんは…


黒川のよそ見によって、可愛そうなくらい雨に打たれています…。
ユキコさん、プンスカしているけど、
大きな問題にならなくてよかった良かった…。
黒川就活開始!
ここから黒川の就活開始!
でも、結果は…

前回の就活と同じく、顔のキズを理由に断られ…
というか、黒川のことを知って恐れている人までいるから、
やはり大変な就活…
結局どこも雇ってくれない状況。
キズについて思い悩むものの…


ハチ子に怒られ正直を貫くことに。
ハチ子、良い子なんですよねぇ…
で、黒川が正直をつらぬいた結果

言葉の使い方がダメでしたとさ…
嘘をつくことも時として必要!って言いたいけど、
僕も嘘をつく社会が嫌で病んで会社をやめたから何も言えません…。
って、隣のボスにかちこまれたって…
それ話盛ってません?(´・ω・`)
何はともあれ、これのせいで気力を失ってしまった黒川。
受け入れてもらえそうなところからの拒否という
希望からの絶望ってダメージ大きいですよね…
黒川も大きなダメージを受けてしまいました。
その頃のユキコさん。

今まで急に現れて、
好き好きオーラ全開だった人が
途端に現れなくなると気になるものですよね…
仮に好きではない相手でも気になってしまうものです。
いや、ユキコさんはもう明らかに…ですけどね!
電話をかけたいのに、電話をかけない理由を探して電話をかけるのをやめる。
これぞ青春!とか勝手に思ってしまいます(*ノ∀`*)
ユキコさんからの電話
それから日数が経ち…9話の冒頭。

いつも勝手につきまとっていた(好意を持っている)相手が
急に消息を絶ったらものすごく気になりますよね。
「けっ、ケガとかビョーキかもしれないからな。
確かめるだけ!それ以上の意味はないっ」
と、誰かに弁解するように言っていますが、
これって恥ずかしい時とか素直になれない時って、
実際にやっている人いますよね。
何かしら理由を自分に言い聞かせている人。
「もう素直になっちゃおうよ!楽になるよ!」
なんて言いたくなります(*ノ∀`*)
でも、素直ではないやり方とはいえ、
電話をかけることに成功したユキコさん。
その時の黒川は…
びっくりするほどやさぐれていました…。

いやいや、採用の可能性もあるんだよ!?
不採用前提で考えるとか悲しすぎ…

で、ユキコさんだとわかり、慌てる黒川。
黒川が勝手に登録しただけで
黒川はユキコさんの連絡先を知らなかったという…。
それでもこれまで結構会っているからすごいよね。
待ち合わせとか大変そう…
とか思うけど、映画デートの時はある意味大変でしたね(´▽`;)ゞ

ここで初めて無職だと知るユキコさん。
ここのユキコさんの考え方、
「人がケガしてたらまず心配だろ」
というのがすごい。
しかも、実際に1話でそういう心配をしていますからね…

黒川が落ちた瞬間でもありますが…。
ユキコさんのこういう優しさにはグッとくるものがあります。
あとユキコさんの以下の考え方って良いですよね。
ユキコさんの視覚は『オレサマ』理論
「『目』ってオレサマなんだよ」



視覚であるオレサマなシシオ好き…
って、違う違う…。
食べ物でも、見た目だけで価格が跳ね上がることもありますからね。
あと、マンガなんかも「表紙買い」とか言われますし。
でも、その表紙買いした結果、残念な気分になることも多々あります。
見た目が良ければそれ自体が良いものに感じてしまうことってよくありますよね。
だからこそ、「デザイン料」がものすごい値段であることも…。
ただ、機能は微妙ということも多々あり。
デザイナーズマンションとかありますけど、
ああいうところに住んで「満足!」って話を聞いたことがないんですよね。
見た目重視で、機能性としては考えていないから
デッドスペースがあることが多いです。
鑑賞する分にはいいけど、実際に住む分には微妙なことが多いんですよ…
家電とかでも見た目に気を取られて無駄な買い物をしてしまうこともよくありますしね。
見た目にばかり気を取られると、
本当に大切な中身に意識がいかないから問題です。
黒川も見た目は怖いですが、人のために尽くせる人ですからね。
そういう中身を知ることができれば人は寄ってくるはずですが、
見た目で判断しちゃってそこまで知ることができずにシャットダウン。
見た目で判断する視覚というのは、
内容が良いマンガも見逃してしまう可能性があるから、
見た目だけで判断するとチャンスを逃す可能性もあると言ってしまっても良いかなと。
視覚だけで判断しないようにするのって難しいけど、
「そういえば、視覚ってオレサマだったなぁ…」
とそこで気づけば、デザイナーズマンションなどのデザインに踊らされず、
きちんと機能性についても考慮できるかなと。
だから、「視覚はオレサマ」というのは一つの魔法の言葉かな、
なんて読んでて思ってしまいました(*ノ∀`*)
そんな「視覚はオレサマ」ということについて語ったユキコさんですが、
黒川に対して嬉しい言葉を投げかけます。
「顔に傷があるからってオマエはダメなんかじゃない!」

周りからキズについてダメと言われると、
自分の存在価値を否定された気分になってしまいますけど、
中身まで否定されている云われはないんですよね。
実際、他の人は全く手助けをしないのに、
黒川はユキコさんの手助けばかりしていますし。
黒川には黒川の良いところがあります。
「自分まで自分の見た目に振り回されるな!」
って言葉も良い言葉ですよね。
自分はどう捉えるかは自分次第なのだから、
自分の見た目に振り回されてやさぐれる必要もないですし。
ユキコさんは黒川に本当に大切なことを伝えてくれるな~、
と思ってしまいます。
そんなユキコさんですが、
もう黒川のこと好きすぎですよね(*ノ∀`*)

もはや、ユキコさんの方が告白まがいの発言が多いのでは?
と思ってしまうほどです(*´∀`*)
そんなユキコさんの言葉に救われた黒川。

黒川の良いところ
ユキコさんにちょっと甘えちゃいます。
「俺のいいとこ教えてもらっていいすか?」

黒川がただ
「自分をどう思っているか」
を聞きたいだけだったら、
こんなセリフ言えるのかなぁ、と思ってしまうんですよね。
正直ヘタレですし…。
だから、本当にただ純粋に面接の参考として
ユキコさんの意見を聞きたかったんだろうなぁ、
なんて思ってしまいます。
だからこそ言えたことなのかなと。
ウブですしね、この子(´・ω・`)
もはやヒロイン属性を持っているから仕方ないですが!
まぁ、そんな質問に対してユキコさんは、

まぁ、意識しちゃいますよね(´▽`;)ゞ
でも、きちんと黒川の良いところを挙げていくユキコさん。

【黒川の特徴】
・すぐ泣く
・ビビリ
・声が意外とひょうきん
・服のセンスが変わっている
・おばあちゃんのタンスみたいななつかしい香り
ヤンキー君ですが、
ユキコさんからしたらただの可愛い子に(´▽`;)ゞ
でも、こういうのって人によって感じ方違いますよね。
ユキコさんからしたら褒め言葉だけど、
黒川からしたら受け入れられなかったようです。
まぁ…好きな相手に
「すぐ泣くし、ビビリで服のセンスが変わっている」
なんて言われたらショックを受けるのが普通かな、とは思いますが…。
でも、人によって感じ方って異なるので、
悪いと思っているところが長所だったりしますよね。
短所も長所になりえますし、長所も短所になりえます。
捉え方次第ですから。
優柔不断だって短所な言われ方をしますけど、
慎重に物事を進めている人って捉えられることもありますからね。
人と関わる時、こうやって短所を長所に見立てることができると、
結構気持ちが楽になるからオススメです。
話を戻して…
黒川からしたら短所であった事柄を述べられた後の
ユキコさんの追加項目です。

「私に傘を差し出してくれた。
黒川がいたら雨の日が初めてイヤじゃなかった」
嬉しい言葉ですよね。
黒川は自然とやっていた行動なんでしょうけど、
それを自然とやれる人は素晴らしいと思います。
そんなことをやってくれる人は、
ユキコさんの周りにはこれまでいなかったのだから。
そんな黒川だからこそ、

ユキコさんはこんな顔を見せてくれます。
「すてきだよ、オマエは」
ユキコさんの性格上、これを直接言うのはものすごく恥ずかしいことだろうに…
頑張りましたねぇ(*ノ∀`*)
でも、ほんと黒川がユキコさんに救われただけでなく、
ユキコさんも黒川に救われましたよね。
この二人の関係性は本当に素晴らしいものであるなぁ、と思ってしまいます。
そんなユキコさんの言葉に、
すぐにでも会いに行きたいけれども頑張ることにした黒川。
電話切った後にユキコさんは

照れながらも殴ることに決めました(´▽`;)ゞ
照れ隠し怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
二人の初めての電話ですし、
ユキコさんの口から色々と聞くことができたから、
すごい良い話でした!
以上、8話~10話でした!
ヤンガルから学べることまとめ
視覚は『オレサマ』理論
視覚に惑わされると相手の性格や物の機能性などに目を向けづらくなるので、
「視覚は『オレサマ』だから一旦視覚は脇に置いておこう」と思うと、
視覚以外のことで物事を捉えることができ、印象が変わることがある。
全てを視覚に頼ってしまうと見落としてしまうこともたくさんあるから、
たまには「視覚は『オレサマ』」なんていう魔法の言葉を使ってみるのも良いかと思います(*ノ∀`*)
「自分まで自分の見た目に振り回されるな!」
他の人が勝手に見た目で判断しているだけで、
その見た目に振り回されて自分を歪める必要はない。
顔にキズがあることでその人を恐れる人もいれば、
顔にキズがあるからといって、その人の内面を見て好きになる人もいてくれる。
全ては捉え方次第であって、そのことで自分が振り回される必要はない。
また、捉え方は人によって異なるのだから、
自分自身の捉え方を変えることもできる。
自分に都合の良いように考えてみると、見える世界が変わってくるので面白い。
自分の都合の良いように考えられなくても、
自分を責める捉え方をやめるだけでも楽になる。
「失敗した」と自分を責めるのではなく、
「次に繋げよう」と前を向くのもいいし、
「うん、失敗したね」で考えを止めても気持ちが楽になる。
事実について考えずに、ただありのままの事実として受け止めるだけで、
ネガティブな感情に振り回されなくなるから楽になる。
自分の見た目に振り回されるということは、
結局は感情に振り回されるということ。
感情に振り回されないようにするだけで落ち込むことはグッと減るから、
感情に振り回されない術は身につけておきたいものですね。
まとめ
顔にキズがあることで就職することから逃げた黒川でしたが、
ユキコさんへのプレゼントのために就職先を再度探すことに決めた黒川でした。
ですが、また顔のキズを理由に断られてやさぐれる黒川。
そんな時に救ってくれたのがやっぱりユキコさん。
そんなユキコさんも黒川がいないと寂しい状態に…
二人の仲が今まで以上に親密になった回でしたね(*ノ∀`*)
それでは、今回のまとめです。
- ユキコさんへのプレゼントのために再度就職先を探すことに決めた黒川
- 顔にあるキズのせいで面接に受からず、やさぐれる黒川と全く会いに来てくれない黒川に寂しさを覚えるユキコさん
- ユキコさんからの電話により再度頑張ることを決めた黒川と、恥ずかしさにより黒川をブンなぐることに決めたユキコさん
- 視覚は「オレサマ」
- 自分まで他人の捉え方に振り回される必要はない
こうやって記事に書きながら読み返してみると、
黒川も変わったけど、それ以上にユキコさんの心境が変わったように感じてしまいますね。
二人の関係性は本当に良いものです(*ノ∀`*)
それでは、ありがとうございました!
P.S.
『ヤンキー君と白杖ガール』の記事一覧をnoteにまとめました。
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